開催日 2025年3月14日~3月31日
場所 Webおよびメール審議
委員 有山蒔恩委員、宇田川隼委員、菅谷貴子委員、染谷耕平委員、中村昌治委員、宮本諒子委員、渡邊知雅子委員 (50音順)(以上、計7名)
出席者 宇田川隼委員、菅谷貴子委員、染谷耕平委員、中村昌治委員、宮本諒子委員、渡邊知雅子委員 (以上、計6名)
事業者側 出席者 平岩夏木(代表取締役)、大木俊一(取締役)、渥美純(事務局)
議題
① 「野口雄志の50歳からの最強人生!」について
① 「野口雄志の50歳からの最強人生!」について
② 「コミュニティFM局の防災への関わり方」について
議事概要
海外勤務を含む長年の会社勤めの経験をしたパーソナリティが、仕事や人生について洋楽の名曲と共に語る番組「野口雄志の50歳からの最強人生!」について、加えてコミュニティFM局の防災への関わり方についてご意見をいただいた。
海外勤務を含む長年の会社勤めの経験をしたパーソナリティが、仕事や人生について洋楽の名曲と共に語る番組「野口雄志の50歳からの最強人生!」について、加えてコミュニティFM局の防災への関わり方についてご意見をいただいた。
頂いた意見は、スタッフ全員で共有し、今後の放送事業に活かしていくこととした。
審議内容
① タイトル:野口雄志の50歳からの最強人生!
① タイトル:野口雄志の50歳からの最強人生!
毎週土曜日午後12時30分頃より12時54分頃まで放送。
再放送 毎週日曜日午後4時より4時24分
放送形態:録音放送
内容: 43年の会社生活のうち15年のアメリカ勤務を経て、定年退職後はコンサルティング会社を起業した野口雄志が、仕事の仕方や人生の過ごし方などをご紹介、洋楽の名曲とともにお送りする番組。
② 「コミュニティFM局の防災への関わり方」について
災害時、地域住民の皆様の安全のための情報を迅速に伝えることはコミュニティFM局の大きな使命である。現在FM HOT 839が防災放送のために下記のような取り組みをおこなっている。
・相模原市、町田市、愛川町と災害時の情報提供に関する協定を結び、有事の際はいち早く情報を放送できる体制を敷いている。
・消防署、警察署、企業庁水道局、社会福祉協議会と平常時より連携をとり、緊急時に備えている。
・災害時に各所で起こっている状況を発信できるよう、HOT情報サポーターとしてご登録いただいている地域の皆様にご協力いただている。
・災害時に停電が起こった場合でも、自家発電により防災放送が途切れることのないよう設備を整えている。
上記の取り組みについてのご意見、または上記以外においてコミュニティFM局が防災に取り組むべき事項等意見をいただいた。
委員から
➀野口雄志の50歳からの最強人生!
➀野口雄志の50歳からの最強人生!
(肯定的な意見)
タイトルが良い。
50歳以上のリスナーを引き付ける、聴きたいと思えるタイトルである。
日本人は笑顔が少ない、特に50歳以上の男性は、1日に15回ほどしか笑顔にならないという話は共感した。
よく夫に「口角が下がっているよ。」と指摘している。鏡の前で口角を上げ、
笑顔をつくる練習をするのも大切だと再確認した。
日頃から「仕事は楽しく」と職場で話している。番組の中の「笑顔で楽しく前向きに」というフレーズは、これから人生のモットーにしたいと思う。
笑顔に年齢はないんじゃないか…50歳ごろから笑顔の減少…。確かに…と思った。
50歳からではなくても、日本人の常識・非常識・認識・あるべき姿とは…そんな日本の美意識が笑顔の減少につながっていると改めて考えさせられた。
鏡の前で笑顔を作ってみるなど、どのようにしたらよいかが具体的にわかり、
やってみよう感があふれる。
番組を聞いて、まだまだいけてる50歳からの人生!を感じた。
50歳からの未来が見えてくるようなありがたい番組である。
選曲が懐かしい曲だ。
野口さんが現在何歳なのかが気になった。
中年男性の笑顔が少ないという話は、なるほどなと思うと同時に野口さんが行った職場の話をしない飲み会の話を始めとする職場での笑顔啓蒙活動がとっても興味深かった。
笑顔が笑顔をうむ。家庭でもほとんど笑っていないかもと自分を省みるきっかけになった。
改めて笑顔の力を考えさせられた。
「50歳からの笑顔」をテーマに掲げており、聴取者にポジティブなメッセージを届ける意図が明確である。
パーソナリティの在米経験を活かした視点から、独自の視点で話題を展開している点が評価される。
番組はユーモアを交えながら笑顔の意義や効果について語られており、また、パーソナリティの表現力や話術が番組全体の魅力を高めていると思う。
笑顔が生活に与えるポジティブな影響や、リスナーが実践できる良い笑顔の作り方についてのアドバイスが含まれており、聴取者に実益をもたらす内容となっている。それゆえ、番組は聴取者に明るい気持ちを与えるとともに、有益な情報を提供していると評価できる。
番組は聴取者の感情を不快にさせるような内容や、倫理的に問題がある表現を避けており、放送倫理に対する配慮が十分に行われていると思う。
YouTubeなどでも○○歳(代)の人生の生き方などの切り口は多く、興味深く聴いている。本番組も同様の内容で興味深く拝聴できた。
他の年代のシリーズもあると嬉しい。
(改善を求める意見)
特になし
②「コミュニティFM局の防災への関わり方」についての意見
災害時にラジオの果たす役割は大きいと思う。私も常にラジオのソーラー電池の充電をして備えている。
災害時には、まずはラジオをつけて情報を得ることを誰もが大切だと認識できるよう常日頃から発信することが必要だと思う。
近年は、日本全国、世界各地で大規模災害に見舞われていることから、他人ごとではないと感じている方も多いとは思う。
いろいろな情報を常に発信することが大切だと思う。
コミュニティFMと防災はとても大事である。
災害時に頼りになる放送は市民の不安をやわらげ、避難誘導にも役立つが、それをどのように放送していくのか…難しい問題と思う。
消防・自衛隊を迎えて防災イベントを先日開催したが、忘れてしまった、わかっているけど、いや知らなかった…など多くの課題があった。
防災に対する意識や訓練や情報は日ごろからこまめに得る必要があると思う。
FM災害放送は、日ごろから市民への訓練放送を実施していただき、私たちはそれをどのように聴くか、何で聞くのかなどの自習をしたいと思う。
今の内容に加えて、定期的な防災への心構えや備えについて啓蒙活動をして
もらえると良いのではないか日頃から地域の行政・関係機関との信頼関係を築いており、災害時にもその関係性が活かされる体制が高く評価できる。
情報サポーター制度により、市民自らが情報発信の一翼を担うというスタイルは、地域全体の防災意識を高める効果が期待されると思う。
非常時にも情報が途切れないよう自家発電を備えている点は、公共メディアとしての責任を果たすための重要な備えであり、他の局にも参考となる事例である。
今後の課題として、多様化する災害リスクに対応するためには、デジタルメディアとの連携や多言語放送の強化も検討の余地がある。
既に行っているとは思うが、防災の日などに防災放送の存在を地域にPRするとともに、防災放送でどのような内容の情報が入手できるのかを市民が予め把握できるようにしてもらえると助かる。
局より
➀野口雄志の50歳からの最強人生!
➀野口雄志の50歳からの最強人生!
ラジオという媒体の特性を考えた時、聴取者の年代層に向けてダイレクトなメッセージを送る番組というのがまず思い出される。例えば、深夜時間帯における主に10代の若者たちをターゲットにした番組はその顕著な例の一つと言えるだろう。
当番組は、まさに定年を迎えた、または間近に迎える聴取者層に向け、第2の人生をいかに有意義に生きるか、そのメッセージを送ることを主眼として制作している。
その目的を果たすため、聴取者層が望むであろうことに焦点をあて、かつて愛聴したと思われる音楽を選曲するのみならず、内容も過激なトークは避け、委員も指摘している通り、「聴取者にポジティブなメッセージを届ける意図が明確」になるよう意識している。
さらにパーソナリティにはビジネス界で長く活躍した者を配置し、同世代の聴取者から番組の意図や内容に共感を得ることができるよう配慮している。
➁ コミュニティFM局の防災への関わり方」についての意見
毎回、当リポートで報告しているとおり、エフエムさがみでは地元コミュニティの防災に全社を挙げて取り組んでいる。
能登半島地震から1年半近くが過ぎ、南海トラフ地震の可能性が喧伝される今、防災意識向上の必要性はさらに高まり、コミュニティFM局の存在意義は増していると考えている。
今回、委員からは「デジタルメディアとの連携や多言語放送の強化」といった貴重な提案もいただいた。エフエムさがみとしてできることは徹底的に追求し、地元コミュニティにとってさらに価値のある存在になりたいと思う。
エフエムさがみでは、各委員の意見を参考に、今後もより良い番組づくりに努めてまいります。
《審議機関概要の公表の方法》
① 自社放送(「番組審議会リポート」)
② 事務所への備置き
③ 自社ホームページ(URL)への掲示
《次回の番組審議会》
2025年6月開催予定